登記原因証明情報とは?──不動産の名義変更に欠かせない「理由を証明する書類」

不動産を売買したり、相続で受け継いだり、贈与を受けたりすると、登記簿(とうきぼ。誰がその不動産を持っているかを国=法務局が記録した帳簿)の名義を書き換える手続きが必要になります。このとき、ほぼ必ず登場するのが**登記原因証明情報(とうきげんいんしょうめいじょうほう)**と呼ばれる書類です。 ...

2026年6月27日 · ひぐらしさとし

自筆の遺言書を見つけたら勝手に開けてはいけない──家庭裁判所の「検認」とは

亡くなった方の遺品を整理していたら、引き出しの奥から「遺言書」と書かれた封筒が出てきた──。そんなとき、まずやってはいけないのが「その場で封を切って中を読むこと」です。 ...

2026年6月26日 · ひぐらしさとし

株式会社をつくるときの登記の流れ・費用・必要書類【発起設立】

「会社をつくりたい」と思ったとき、最後の総仕上げになるのが**設立登記(せつりつとうき。会社の存在を公の帳簿に記録する手続き)**です。実は、株式会社は登記をして初めて誕生します。 ...

2026年6月25日 · ひぐらしさとし

法務局の「登記手続案内」の使い方|できること・できないこと・行く前の準備

「相続した土地の名義を、自分で変更してみたい」「抵当権(住宅ローンの担保)の抹消くらいなら自分でできないだろうか」——そう思って調べると、よく目にするのが法務局の「登記手続案内(とうきてつづきあんない)」という言葉です。 ...

2026年6月25日 · ひぐらしさとし

司法書士に相談する前に準備しておきたいもの|持ち物・費用・頼めることチェックリスト

この記事の要点 相談前にすべての書類がそろっている必要はない。手元にあるものだけでもまず相談してよい 費用は「報酬(事務所ごとに自由設定)」「税金(登録免許税等)」「実費」の三階建て。見積もりは内訳を確認する 税金の計算・節税は税理士、相続争いの交渉・調停は弁護士、名義変更・登記の相談は司法書士と役割が分かれる 「相続のことで司法書士に相談してみよう」と思っても、いざ予約の前になると「何を持っていけばいいの?」「お金はどれくらいかかるの?」「そもそも司法書士って何をしてくれる人なの?」と、わからないことだらけで足踏みしてしまう方は少なくありません。 ...

2026年6月25日 · ひぐらしさとし

不動産の売買で司法書士は何をしている?──決済当日の流れと所有権移転登記のしくみ

この記事の要点 不動産の売買では代金支払いと同時に登記簿の名義を書き換える所有権移転登記が必要(代金を払っただけでは自動的に変わらない) 決済当日は司法書士が本人・書類を確認し、「登記できる」状態を見届けてから代金を動かす橋渡し役を担う 権利証(登記識別情報)を紛失していても、事前通知・本人確認情報・公証人認証などの代替手段がある マイホームや土地を買うとき、契約から「鍵の受け渡し」までの間に、**決済(けっさい)**と呼ばれる日があります。買主が売買代金を支払い、売主が不動産を引き渡す、いわば取引の山場です。 ...

2026年6月24日 · ひぐらしさとし

相続放棄をしても生命保険金は受け取れる?──受取人が指定された保険金・死亡退職金は『相続財産』ではない

この記事の要点 受取人が指定された生命保険金・死亡退職金は相続財産ではないため、相続放棄をしても受け取れる ただし相続税の計算では「みなし相続財産」として課税対象になり、放棄した人は非課税枠(500万円×法定相続人の数)を使えない 死亡退職金は会社の退職金規程によって扱いが変わるため、まず規程の確認から 「亡くなった父に借金があったので、相続放棄をしようと思う。でも、自分が受取人になっている父の生命保険金は、放棄したら受け取れなくなるのだろうか?」──相続放棄を考えるとき、とても多い疑問です。 ...

2026年6月23日 · ひぐらしさとし

「有限会社」のままでいい? 株式会社へ変えるべき?――特例有限会社の続け方と移行登記の基本

この記事の要点 有限会社は今は新設できず、既存の有限会社は「特例有限会社」として株式会社の一種で存続している 役員に任期がない・みなし解散の対象外・決算公告不要という利点があり、無理に変える必要はない 株式会社へ移行したい場合は「商号変更による移行」で、解散・設立の登記を同時申請。登録免許税は最低でも6万円程度から 「うちの会社、いまだに『有限会社』なんだけど、このままで大丈夫なの?」「株式会社に変えたほうが見栄えがいいと聞いたけれど、手続きが大変そう」――長く会社を続けてこられた方から、こうした声をよく耳にします。 ...

2026年6月22日 · ひぐらしさとし

残された配偶者が家に住み続けるための「配偶者居住権」──その登記のしくみ

この記事の要点 配偶者居住権は、所有権とは別に、原則として配偶者が亡くなるまで(終身)無償で住み続けられる権利(民法1028条・1030条。期間を区切って定めることもできます) 第三者に対抗するには登記が必要。建物だけに登記し、配偶者と所有者が共同で申請する 登録免許税は建物評価額の0.2%が目安。前提として建物の相続登記(名義変更)が先に必要 「夫が亡くなったあと、長年住んできた家にこのまま住み続けられるのだろうか」――。 ...

2026年6月21日 · ひぐらしさとし

相続人の中に認知症の方がいる──遺産分割は進められる?「成年後見人」が必要になるケース

この記事の要点 相続人に判断能力が不十分な方がいる場合、家族が代わりにサインした遺産分割協議は無効になる 家庭裁判所に成年後見人等を選んでもらい、その人が本人に代わって(または支えながら)協議に参加する必要がある 後見人自身が相続人だと利益相反になることがあり、特別代理人が必要な場合も。元気なうちの備え(遺言・任意後見・家族信託)も検討を 「父が亡くなって相続の手続きを始めたいけれど、母が認知症で、話し合いができない」。 「兄が病気で判断が難しくなっている。遺産分割の書類に、私が代わりにサインしてもいい?」 ...

2026年6月20日 · ひぐらしさとし