株式の「譲渡制限」とは? 設定・変更の登記手続きと中小企業が知っておきたいポイント

会社の株式は、本来は自由に売り買いできるのが原則です。ところが、日本の中小企業のほとんどは「うちの株は、勝手に他人へ譲り渡せない」という仕組みを採用しています。これが「株式の譲渡制限(じょうとせいげん)」です。 ...

登記簿(登記事項証明書)の見方──表題部・甲区・乙区は何が書いてある?

相続や不動産の手続きで、「登記事項証明書を取ってきてください」と言われることがあります。法務局の窓口やオンラインで取れる、いわゆる「登記簿(登記簿謄本)」のことです。 ...

遺言執行者──選任から、銀行・登記・税務まで「何ができるのか」

遺言を書いた、あるいは書いてもらった。ところが、いざ亡くなったあとに「これ、誰がどう動かすの?」と立ち止まる方が少なくありません。預金を解約するのは誰か。不動産の名義を変えるのは誰か。相続人全員でいちいち印鑑をもらわなければいけないのか。 ...

取締役の任期、いつ満了か言えますか──役員変更登記の懈怠と過料の話

「取締役の任期? 最初に決めたきりで、正直あまり意識していません」──中小企業の経営の現場では、こうした声がよく聞かれます。 ところがある日突然、裁判所から白い封筒が届きます。中身は「過料決定」の通知。金額は数万円から数十万円。理由は「役員変更登記を期限内にしなかったこと」。 ...

不動産の名義変更──売買・贈与・相続・財産分与で必要書類と登録免許税はどう変わる

「家や土地の名義を変えたい」──そう一言でいっても、その「理由」によって手続きの中身は大きく変わります。家を売却して買主に引き渡した、子どもに贈与した、親が亡くなって受け継いだ、離婚で財産分与を受けた。どれも登記簿上は「所有権移転登記」ですが、必要な書類も、税金も、進め方も別物です。 ...

代襲相続──親より先に亡くなった子の権利は誰が引き継ぐのか

「父より先に兄が亡くなっていた。兄の子(つまり私の甥)は、父の遺産を相続できるのか?」「兄弟姉妹だけが相続人だったが、その兄弟姉妹も先に亡くなっていた。甥や姪は相続できる?その子(甥の子)は?」 ...

会社名を変えたいとき──商号変更の登記の流れと、銀行・許認可・印鑑への波及で気をつけたい5つのこと

事業承継のタイミングで先代から受け継いだ社名を一新したい、事業内容が当初と大きく変わったので会社のイメージを新しくしたい、グループ会社で名称をそろえたい──中小企業から「社名(商号)を変えたい」というご相談は意外と多くあります。 ...

「地番」と「住居表示」はどう違う?登記簿の住所と日常の住所の話

家を持っているかた、相続でこれから手続きをするかたなら、一度は「あれ?うちの登記簿に書いてある住所、いつも使っている住所と違う」と思ったことがあるかもしれません。 ...

遺産分割協議書の作り方と落とし穴──全員署名・印鑑証明書・複数原本のポイント

被相続人(亡くなった方)の財産を相続人が話し合って分けるときに作る書面が「遺産分割協議書」です。法律で書式が決まった用紙があるわけではなく、相続人が自分たちで作る私文書ですが、これ1枚で不動産の名義変更も、預貯金の解約も、相続税の申告書類も動きます。それだけ大事な書面なのに、「全員の署名がそろわない」「印鑑証明書の有効期限を勘違いしていた」「後から財産が出てきて作り直すはめになった」──そんな落とし穴で、せっかく書いた協議書が使えなくなるケースが少なくありません。 ...

増資(募集株式の発行)の登記──新しく株式を発行して資本金を増やすときの流れと費用

「資本金を増やしたい」と思ったとき 会社を経営していると、ふとした場面で次のような話題が出てくることがあります。 「事業拡大の資金を入れたいので、資本金を増やそうと思っているんです」 「取引先や知人に出資してもらって、会社にお金を入れてもらいたい」 「金融機関の融資審査で、資本金が小さいと言われた」 ...