この記事の要点

  • 初回相談に誰と行くかに決まりはなく、代表者だけでも、相続人全員でもかまわない
  • 他の相続人が同席すると、かえって本音や不安を話しにくくなることがある
  • 迷ったら、まず代表者が個別に相談し、聞いた内容を他の相続人へ共有する流れが無難なことが多い

相続の相談に行くとき、「自分ひとりで行っていいのか」「相続人全員を連れて行くべきか」と迷う方は少なくありません。実は、初回相談に誰と行くかについて決まったルールはありません。どちらの形でも相談自体は可能です。

代表者だけで相談する場合

多くの家庭では、手続きを中心的に進める人(多くは同居していた家族など)が代表して相談に行きます。この形のメリットは、日程調整がしやすく、まずは全体の見通しや必要な手続きを把握できる点です。ほかの相続人には、聞いた内容をあとから共有すればよく、初回相談前の持ち物・費用の準備もこの代表者が中心に進めることが多くなります。

相続人全員で相談する場合

一方で、相続人どうしの関係が良好で、全員が同じ説明を直接聞きたいという場合は、全員同席の相談も選択肢になります。特に、相続人が多く話し合いがまとまりにくいことが予想されるケースでは、早い段階で全員が同じ土台の情報を共有しておくことが、後の行き違いを防ぐ助けになることがあります。

同席がかえって話しにくさを生むこともある

注意したいのは、他の相続人が同席していると、本人が言いたいことを飲み込んでしまう場合があることです。特に、遺産の分け方について不満や希望がある場合、家族の前では言い出しにくいという声はよく聞かれます。まずは代表者や本人だけで相談し、状況を整理したうえで、家族への伝え方を考えながら共有していく方法も検討してみてください。

まとめ

初回相談は代表者だけでも、全員同席でも、どちらでも構いません。関係性や状況に応じて選べば十分です。迷ったときは、まず代表者が個別に相談し、聞いた内容を持ち帰って家族に共有する流れが無難なことが多いといえます。具体的な進め方に迷ったら、お近くの司法書士にご相談ください。

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