訴状が届いたら|答弁書を出さないとどうなるか──陳述の擬制と自白の擬制の仕組み

この記事の要点 訴状には「当事者及び法定代理人」「請求の趣旨及び原因」を記載しなければならず(民事訴訟法134条2項)、答弁書はこれに対する被告の言い分を記載する準備書面です(同161条) 答弁書を提出しておけば、期日に出頭しなくても、裁判所はその内容を陳述したものとみなして手続きを進めることができるとされています(同158条)。簡易裁判所の訴訟手続では、この扱いが続行の期日にも準用されます(同277条) 答弁書も出さず、期日にも出頭しないと、原告の主張事実を争わなかったものとみなされ(自白の擬制、同159条1項・3項)、原告の請求どおりの判決につながりやすくなります これまでの記事では、お金を貸した側・請求する側の視点で手続きを整理してきました。今回は逆に、簡易裁判所から訴状が届いた側(被告)が最初にすべきことに絞って、答弁書の位置づけを整理します。 ...

2026年8月16日 · ひぐらしさとし

司法書士試験 試験対策 第71回──配偶者短期居住権/住所等変更登記の義務化/吸収合併による変更の登記・解散の登記/支払督促/供託物の還付と取戻し

問題: 配偶者短期居住権に関する次のアからオまでの記述のうち、正しいものはいくつあるか。 ア. 配偶者短期居住権は、被相続人の配偶者が相続開始時に被相続人所有の建物に無償で居住していた場合に発生する。 ...

2026年7月3日 · ひぐらしさとし

司法書士試験 試験対策 第70回──法定地上権/単独で申請することができる登記/登記の添付書面(株主リスト)/書証と文書提出命令/司法書士法上の義務

問題: 法定地上権(民法388条)に関する次のア〜オの記述のうち、誤っているものはいくつあるか。 ア. 更地に抵当権を設定した後、抵当権設定者がその土地上に建物を築造した場合、土地の抵当権が実行されても、その建物のために法定地上権は成立しない。 ...

2026年7月2日 · ひぐらしさとし