司法書士試験 中級者向け一問一答5問(民法・不登法・会社法・民訴・供託)

第1問(民法:背信的悪意者) 問: AがBに甲土地を売却したが登記未了のまま、AがさらにCに甲土地を売却し、CがBより先に移転登記を備えた。その後CがBに対する関係で背信的悪意者と認定された場合、BはCに登記なくして所有権を主張できるか。 ...

2026年4月24日 · ひぐらしさとし

司法書士試験 中級者向け一問一答5問【民法・不登法・商登法・民保法・供託法】

第1問【民法】代理権の濫用 問: AはBから代理権を授与されてC銀行との間でBのために金銭消費貸借契約を締結した。しかしAは実際にはBではなく自己の債務弁済のために借り入れたものであった。C銀行がAの意図を知らなかった場合、この契約の効力はどうなるか。 ...

2026年4月23日 · ひぐらしさとし

【中級者向け】司法書士試験 一問一答5問 ― 民法・不動産登記法・商業登記法・民事訴訟法・供託法

第1問(民法・相続/相続させる旨の遺言と対抗要件) 問: 被相続人Aが「甲不動産を長男Bに相続させる」旨の遺言を残して死亡した。次男Cは遺言の存在を知らないまま、自己の法定相続分に基づく相続登記を経由したうえ、当該持分を第三者Dに譲渡して登記を備えた。Bは自己の法定相続分を超える部分につき、登記なくしてDに対抗できるか。 ...

2026年4月22日 · ひぐらしさとし

司法書士試験 一問一答 中級者向け5問【民法・不動産登記法・商業登記法・民事訴訟法・供託法】

第1問(民法・相続/詐害行為取消権) 問: 相続人の債権者は、その相続人がした相続放棄を民法424条の詐害行為取消権によって取り消すことができるか。 答: できない。 解説: 最判昭和49年9月20日(民集28巻6号1202頁)は、相続放棄は「既得財産を積極的に減少させる行為というよりはむしろ消極的にその増加を妨げる行為にすぎない」こと、および「相続の放棄のような身分行為については、他人の意思によつてこれを強制すべきでない」ことを理由に、詐害行為取消権の対象とならないと判示した。民法424条2項が「財産権を目的としない行為」を対象から除外していることとも整合する。 ...

2026年4月21日 · ひぐらしさとし