資本金を減らす『減資』登記──株主総会・官報公告・債権者保護の流れを経営者向けに

「資本金、減らせるんですか?」という疑問 経営者の方の間で、ふとした雑談の中で次のような疑問が話題に上ることがあります。 「うちの会社、資本金1億円なんだけど、これって減らせるんですか?」 「赤字が積み上がっていて、決算書の見栄えが悪いんだけど、何とかなりますか?」 ...

本店移転登記の登録免許税は3万円?6万円?──管轄内・管轄外で変わる費用と手続き

リモートワークの定着で、都心のオフィスを引き払って郊外に本店を移したい、創業者の自宅を本店にしていたけれど引っ越しを機に変えたい――そんな相談が増えています。本店を移したら登記が必要なのは知っている、でも「いくらかかるのか」「定款を直さなきゃいけないのか」までは案外あいまい、というのが経営者の方々の正直なところではないでしょうか。 ...

会社をたたむときの登記の流れ──解散登記から清算結了まで、費用と期間の全体像

中小企業の経営者の間で、ここ数年で関心が高まっているテーマのひとつが「会社をきれいにたたむ手続き」です。後継者がいない、事業の主軸を別法人に移したので旧法人は閉じたい、コロナ後の事業整理で複数あった子会社をひとつに絞りたい──理由はさまざまだとされています。 ...

新規事業を始めるとき、定款の事業目的を追加しなくて大丈夫?──変更手続きと登記の流れ

副業解禁の流れ、コロナ後の事業多角化、デジタル分野への参入──新規事業を始める中小企業が増えています。 そのときに意外と見落とされがちなのが、登記簿に記載されている会社の「事業目的」の確認です。「目的に書いていない事業を始めても大丈夫だろう」と思っていたら、許認可申請や融資審査の場面で足止めを食らうことがあります。 ...

合同会社から株式会社への組織変更──手続きの流れ・必要書類・費用の全体像

「合同会社で起業したけれど、信用力を考えて株式会社に変えたい」「取引先から『株式会社にしないと取引できない』と言われた」──こうした悩みは、設立から数年経った合同会社の経営者によくある相談の一つです。 ...

役員変更登記を忘れると過料は?──期限は2週間、任期切れ・代表取締役変更の注意点

「2年に1回、登記し直すなんて知らなかった」──そう打ち明ける中小企業の経営者は、実のところ少なくありません。取締役の任期は法律で定められており、期限を過ぎてもそのままにしていると、気づかないうちに法律違反の状態になっている可能性があります。 ...

「場所がない株主総会」がついに実現へ──次期会社法改正の焦点を読む

「株主が一人しかいないのに、毎年わざわざ株主総会の書類を作るの?」 小さな会社を経営している方から、こんな声をよく聞きます。現在の会社法では、株式会社は毎年株主総会を開催する義務があります。その形式・開催方法についての大きな見直しが、いま法律の世界で議論されています。 ...

会社設立、もっと身近に──定款認証の簡素化と電子化の最新事情

「いつかは自分の会社を持ちたい」──その夢を実現しやすくする動きが、ここ数年で大きく進んでいます。 2024年以降、定款認証制度の見直しやオンライン申請の標準化が進み、起業のハードルは着実に下がりました。今回は、最近の制度改正のポイントと、実際にかかる費用・期間の目安を整理します。 ...

12年そのままだと会社が消える──休眠会社のみなし解散にご注意を

「会社を作ったけれど、ここ数年は活動していない」 「昔の会社を、いつか使おうと思ってそのままにしている」 こうした休眠会社には、毎年秋になるとある危険が忍び寄ります。それが 「みなし解散」 です。 ...

代表取締役の住所、登記簿で非公開にできます──プライバシーを守る新制度

「会社の登記簿には、代表取締役の自宅住所まで載ってしまう」──この事実に驚かれる起業家・経営者の方は少なくありません。 登記簿は誰でも取得できる公開情報のため、代表者の自宅がそのまま全国に公開されているのと同じ状態でした。 ...